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今回は、232work&hotelのオーナーでもある武田稔さんに「ワーケーション」への考え方をお聞きしました。
目次
武田さんについて
まずは、武田さんについて詳しく知りたいという方は以下の記事をご覧ください。
【特集|場をひらく】武田稔 多様性を受け入れる寛容な場を、受け継いだこの場所で]
ワーケーションとは?
ワーケーションとは、「ワーク」と「バケーション」を組み合わせた造語で、観光などを楽しみつつ、旅行先のホテルや旅館で仕事をするスタイルのことです。
詳しくは以下の記事にまとめられています。
[ワーケーションとは?メリットや成功させるコツ、おすすめスポット軽井沢についてご紹介]
[企業にとってもメリットがある!?ワーケーションについて更に深掘りします。]
ワーケーション
武田さんが「ワーケーション」という言葉を知ったのはいつですか?
ワーケーションという言葉を耳にするようになったのは、232work&hotelがオープン(2020年1月)してから少し経った頃です。
始めて聞いた時、「働く」ワークスペース、「泊まる」ホテル。この2つを兼ね備えた施設である232に共通する部分を感じました。
武田さんが感じている「ワーケーション」の意義を教えてください。
難しいですね(笑)。
「ワーケーション」という言葉はまだ浸透しきっていないし、10人に「ワーケーションとは?」と聞いたら一人一人違う答えが返ってくる気がします。みんな、自分なりのワーケーションがあって良いと思います。
ここからはあくまで個人の見解ではあるんですが、僕が考える「ワーケーション」は日常に非日常を持ち込む事です。
日常の中にあるプライベートな時間や仕事、生活に、非日常として旅という要素を入れ込む。
日常に非日常を持ち込む。ですか。。武田さんは「ワーケーション」のご経験はおありですか?
一応、ワーケーションツアーに参加したことはあります。ほぼほぼバケーションでしたが…
ですが、考え方次第でどんな旅でもワーケーションと呼べますし、今までの旅でも普通にワーケーションしていたと思います。
気分は毎日「ワーケーション」です(笑)。
旅に行く時はメジャーなスポットも一応訪れてみますが、現地の人が普段使いするようなスーパーへ行ったり、ホームセンターなどに行くのも大好きです。
多分、「暮らし」にすごく興味があるんだと思います。
観光というよりもそこに住んでいるかのように旅をするのが好きなんだと思います。
だから、観光案内所だけではなくて、現地の人にも意識して話しかけるようにします。
旅は出会い一つで、質が変わってきます。
そんな経験ができることが、「旅」の醍醐味ですし、「ワーケーション」にもつながるヒントがある気がします。
232でのワーケーション
232を運営されていて、「ワーケーション」が少しずつ広まっているなという感触はありますか?
もちろんあります。
232 hotelに宿泊してくれる方の中にも、家族や同僚、友達同士など様々な方がいらっしゃいますが、旅の合間に仕事をされている方も多いです。
例えば、家族で軽井沢に来てお父さんは仕事をしているけれど、お母さんとお子さんでその間は遊びに出かけている。夕方になったら合流して一緒にご飯を食べたり。
旅行中に仕事というと普通は違和感があると思うのですが、そういった利用者様も珍しく無くなってきました。
これにはメリットもありますよね。
オンライン、オフラインに関わらず完全に仕事のない時間というのは中々確保しづらいものです。
逆に時間の取れる時期は、お盆や年末年始。当然旅行先は混雑しています。
そこで、仕事はあるけれど量をセーブして、現地でも仕事をできる状態で旅行に来ることで、混雑していない時期に出かけることができます。
いつもと違った環境で仕事をするのもいい経験ですし、仕事が終わった後のことを考えるとまた違ったモチベーションにも繋がります。
旅行に来て一番寂しい瞬間は一人でご飯を食べる時ですからね(笑)。
232での「ワーケーション」
「ワーケーション」だから、仕事をしなくてはいけないとか、旅をしなくてはいけない。
そんなイメージがあるかもしれませんが、僕はそんなことはないと思います。
同僚だったり友達同士でワーケーションをしている232の利用者の方を見ていると、仕事は1人で集中する時間、食事や外出は複数人で共有する時間。とお互いの程よい距離感を保っているように見えます。
従来のイメージとは全く違いますよね。僕も利用者の方を見て様々な「ワーケーション」の形を再発見しています。
選んだワーケーション先で仕事もたくさんするけれど、ふとした合間や食事に非日常を差し込んでみる。
仕事をしてもいいし、気晴らしに出かけて誰かと時間を共有してもいい、そんな「ワーケーション」を232で体験してもらえたら嬉しいです。
「ワーケーション」を実現するために
232にはスタッフが常駐しております。ぜひ気軽に話しかけてください!
きっと、普段とはちょっと違った旅が見えてくると思います。
それと当たり前のことですが、ストレスなく働く、泊まることのできる様に環境が整えられています。
細かいことかもしれませんが、232では快適に過ごせる環境のためにいくつものこだわりがあります。
例えばその中の一つが温度管理です。
232ではエアコンやストーブではなく除湿型放射冷暖房「PS HR-C」を採用しています。パネル内に夏は冷水を流し、涼しさと除湿を、冬は温水が流れ暖かさをつくり出す。放射熱と自然対流によりじんわり暖かく、空気を汚すこともありません。
断熱性能にもこだわり、3重窓と木製サッシの採用によって、足元が寒い、手がかじかむなんてこともないのです。
本当に快適な環境とは、「我慢しない環境」です。
そんな小さなこだわりの数々が込められた232で、あなたの「ワーケーション」を体験してみてください。
232オーナーがおすすめする軽井沢からちょっと足を伸ばして…隣町への旅
しなの鉄道編
しなの鉄道とは?
しなの鉄道は、長野県、沿線市町等が出資している第三セクターの鉄道会社です。
平成9年10月1日、北陸新幹線の東京・長野間が開業したことに伴い、JR東日本から経営分離された信越本線の軽井沢・篠ノ井間を引き継ぎ、全国初の並行在来線として開業しました。
御代田MMoP(モップ)
https://mmop.jp/
軽井沢から電車で15分。御代田(みよた)駅から歩いて10分ほどのところにある複合施設。
写真美術館を中心にカフェやレストラン、インテリア、雑貨などのショップが集まっています。
公園の中にあるような自然豊かな雰囲気でのんびりできます!
小諸駅周辺
軽井沢から電車で30分。
昔は特急あさま号が停まっていましたが、新幹線の開業と共に少し寂しくなってしまいました。
ですが、最近新しいお店などが続々とオープンしてきて、レトロな雰囲気とともに1日飽きずに楽しむことができます。
歩いて回れる小諸駅周辺スポット
懐古園(小諸駅から直ぐそば)
https://www.city.komoro.lg.jp/kaikoen/index.html
みつばち(甘味処)
https://tabelog.com/nagano/A2004/A200402/20001770/
小諸本町周辺(小諸駅から歩いて10分)
宿場町の雰囲気が残るエリア。お蕎麦屋さん、ラーメン屋さん、ビストロなどもあります。
https://machiyakan.com/
小諸市荒町周辺(小諸駅から歩いて15分)
小諸に残る歴史が感じられる建物をリノベーションした新しいお店が続々誕生しているエリアです。
デリカテッセン ヤマブキ(ソーセージ)
彩本堂(サイフォンコーヒー)
https://www.siphon-do.com/main
合間(コワーキング)
チッタスロー(イタリア料理)
https://cittaslow.jimdosite.com/
軽井沢でのワーケーションは宿泊も仕事も両立できる232 work&hotelがおすすめ
軽井沢でのワーケーションを試してみたい方には、「ワクワクを共有できる」コワーキングスペースと「海外にあるアパートメントのよう…」な1室限定のホテルが併設している232 work&hotelがおすすめです。
軽井沢でのワーケーションにおすすめなコワーキングスペース
「ワクワクを共有できる場所」、それが軽井沢駅から歩いて5分の232コワーキングスペースです。スペースにはコミュニティマネージャーが常駐しています。
ただ働くだけでなく、ふとした合間に周りの利用者との雑談を楽しんだり、建物内に併設されているキッチンを使って一緒にご飯を作って食べたり、そんな繋がりを作るためのこだわりが建物各所に込められています。
軽井沢でのワーケーションにおすすめなホテル
「海外にあるアパートメントのよう…」
コワーキングスペース併設の一室限定の特別なホテルです。
ただ宿泊するだけであれば必要のないキッチンや洗濯機、乾燥機などが完備されています。その裏には、思わず「ただいま」と返って来たくなるような居心地の良さを感じてもらいたい。いつもよりちょっとだけ長めの旅をして、泊まるのではなく暮らしてみて欲しい。
そんな想いが込められています。