ブログ
長野県の東信地域に位置する軽井沢町。
標高の高さから避暑地として知られ、そして夏のみならずどのシーズンでも多くの人が訪れる人気の観光地です。
東京からのアクセスもよく、駅前にはアウトレットモールもあるので気軽に訪れる人も多くいると思います。そんな軽井沢ですが、実はスタジオジブリの作品と深く関係のある場所が存在します。今回の記事では、軽井沢でジブリの雰囲気を味わうことのできるスポットについてご紹介します。次の観光地に迷っている方や、軽井沢でどこに行こうか迷っている方は、ぜひこの記事をご参考にしてください。
目次
万平ホテル
ジョンレノンをはじめとした多くの著名人が滞在したことで有名な軽井沢の万平ホテルは、創業120年以上の歴史がある伝統的なクラッシックホテルです。
実はこの万平ホテルは、ジブリ映画「風立ちぬ」に出てくる「草軽ホテル」のモデルのひとつになったとも言われています。
「風立ちぬ」の原作者である堀辰雄は親交の深かった作家、室生犀星とともに訪れ、以降自身もよく軽井沢に訪れるようになりました。軽井沢を訪れる際は自身の別荘のみならず万平ホテルも頻繁に使用していたそうです。そうした経緯から堀作品には軽井沢を舞台にした作品が多く、「風立ちぬ」もそのひとつと言われています。
宿泊として利用するだけでなく、カフェテラスやレストランなども気軽に利用することができます。カフェテラスは、春〜夏にかけてウッドデッキが開放されます。軽井沢の冷涼な気候を楽しむこともでき、ワンちゃんと一緒に食事やお茶を楽しむこともできます。
「風立ちぬ」の雰囲気を味わいたい方やオシャレなクラシックホテルに興味がある方は、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
【万平ホテル】
住所:〒389-0102 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢925
電話:0267-42-1234
ホームページ:https://www.mampei.co.jp/
軽井沢タリアセン
軽井沢タリアセンは、塩沢湖を中心にさまざまなアクティビティが楽しめる総合的リゾート施設です。美術館やレジャー施設、レストラン、ショップなどがあります。
タリアセンとは、イギリスのウェールズ地方の言葉で「輝ける額」という意味があります。ケルト神話に出てくる「タリエシン」という知恵者であり芸術をつかさどる妖精に由来するそうです。レジャー施設のみならず美術館などもある軽井沢タリアセンにピッタリの名前ですね。
実はこの軽井沢タリアセンは、ジブリ映画「思い出のマーニー」に出てくる「湿っ地屋敷」のモデルになったと言われています。敷地内にある「睡鳩荘(すいきゅうそう)」という建物がモデルとなった建物です。睡鳩荘の写真と「思い出のマーニー」に出てくる湿っ地屋敷の映像を見比べてみると、建物の色などは違えど、湖畔に佇む姿など全体の雰囲気はそっくりであることがわかります。
塩沢湖ではボートに乗ることができ、湖周辺ではゴーカートやアーチェリー、ゴルフなどができるので、子どもから大人まで楽しむことができます。
景色も素晴らしく、秋の紅葉シーズンにはカラフルに染まった木々が湖に反映し、綺麗な景色を堪能することができます。6月中旬〜7月上旬頃には、敷地内のイングリッシュローズガーデンのバラが見頃を迎えます。湖からは浅間山を眺めることができ、冬から春頃まで雪化粧した姿が拝めます。
「思い出のマーニー」のみならず、ジブリ映画の神秘的な雰囲気が好きという方にオススメの観光スポットです。
【軽井沢タリアセン】
住所:〒389-0111長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉217
営業時間:午前9時~午後5時 ※冬季の開園時間、休園日については要確認。
電話:0267-46-6161
ホームページ:http://www.karuizawataliesin.com/
どんぐり共和国
どんぐり共和国は、スタジオジブリ作品のグッズが豊富に取り揃えられたショップです。全国各地にお店があり、軽井沢にも旧軽井沢銀座通りに1店舗あります。「となりのトトロ」や「魔女の宅急便」、「崖の上のポニョ」などスタジオジブリの作品のさまざまなグッズが売られています。店内の雰囲気もまるでジブリ作品の中にいるような雰囲気を味わうことができるので、どんな方でも楽しむことができます。
万平ホテルや軽井沢タリアセンでジブリの世界観に触れ、最後にどんぐり共和国でジブリグッズを買って旅を締めくくるのもいいかもしれません。
【どんぐり共和国】
住所:〒389-0102 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢611
営業時間:10:00~18:00
電話:0267-42-4336
軽井沢のジブリスポットまとめ
ジブリの描く自然と軽井沢の自然
ここまで紹介してきたような特定のスポットはもちろん、他にもジブリ作品と軽井沢には共通する魅力が存在します。それは、自然の豊かさです。
ジブリが描く自然は、単に自然の美しさが表現されているわけではなく、奥行きの深い自然の在り方が表現されています。清々しく美しい神聖な場所として描かれることもあれば、恐ろしい存在や不思議な存在として描写されることも。自然が魅せてくれるさまざまな姿を、ジブリ作品の中で感じることができます。
一方軽井沢では、四季折々の自然を堪能することができます。避暑地として名高いので、「軽井沢=夏」と考える人も多いかもしれませんが、それぞれの季節で自然が魅せる表情は異なり、いつ訪れても違った景色を味わうことができます。また、軽井沢に頻繁に訪れる人の中には、単に軽井沢の自然を堪能するのではなく、雄大な自然の中で自分と向き合い、忙しい日々ですり減った心をリセットする時間を取る方も多くいるそうです。
ジブリ作品の中には、その描写の奥行きの深さから自然と向き合うきっかけになる作品が多くあります。軽井沢はその自然の雄大さで訪れた人々の心をつつみ、自分と向き合う時間をくれる場所です。ジブリ映画をみて自然の中に身を置いてみたくなったら、ぜひ一度自然豊かな軽井沢を訪れてみることをオススメします。心も体もリフレッシュできて、気持ちを切り替えて日常に戻ることができるでしょう。
軽井沢でのワーケーションは宿泊も仕事も両立できる232 work&hotelがおすすめ
軽井沢でのワーケーションを試してみたい方には、「ワクワクを共有できる」コワーキングスペースと「海外にあるアパートメントのよう…」な1室限定のホテルが併設している232 work&hotelがおすすめです。
軽井沢でのワーケーションにおすすめなコワーキングスペース
「ワクワクを共有できる場所」、それが軽井沢駅から歩いて5分の232コワーキングスペースです。スペースにはコミュニティマネージャーが常駐しています。
ただ働くだけでなく、ふとした合間に周りの利用者との雑談を楽しんだり、建物内に併設されているキッチンを使って一緒にご飯を作って食べたり、そんな繋がりを作るためのこだわりが建物各所に込められています。
軽井沢でのワーケーションにおすすめなホテル
「海外にあるアパートメントのよう…」
コワーキングスペース併設の一室限定の特別なホテルです。
ただ宿泊するだけであれば必要のないキッチンや洗濯機、乾燥機などが完備されています。その裏には、思わず「ただいま」と返って来たくなるような居心地の良さを感じてもらいたい。いつもよりちょっとだけ長めの旅をして、泊まるのではなく暮らしてみて欲しい。
そんな想いが込められています。
詳しく見る