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いつも232のブログをご覧いただきましてありがとうございます!
今日は、前回書いた記事「ワーケーションとは?メリットや成功させるコツ、おすすめスポット軽井沢についてご紹介」を更に深堀りした内容をまとめていきます。前回の記事を読んでいない方はそちらを先にご覧ください。
目次
そもそもワーケーションとは?
ワーケーションとは、ワーク『(Work)=仕事』とバケーション『(Vacation)=休暇』を組み合わせた造語で、観光などを楽しみつつ、旅行先のホテルや旅館で仕事をするスタイルのことです。テレワーク+休暇と考えればわかりやすいですね。
ワーケーションのメリット
ワーケーションは働く側だけではなく、企業側にも大きなメリットをもたらします。
働く側から見たワーケーションのメリット
この内容は前回も書きましたので、簡単にまとめると、
非日常的空間での生活や観光による視野の拡大で、
仕事における新しいアイデアが浮かんできたり、
普段のパフォーマンスも向上しやすいです。
雇用する側から見たワーケーションのメリット
働く側から見たワーケーションのメリットは、社員のメンタルヘルスの工場、安定によってそのまま雇用する側のメリットにもつながります。
また、新型コロナウイルスの拡大でテレワークが定着する中、出勤して会社で働くワークスタイルは当たり前ではなくなろうとしています。
そんな時代のワーケーション導入は企業側の大きなアピールポイントであり、採用力が強化されます。
それによって自由な働き方に魅力を感じる人が増加していることは、データから見て取れますので、優秀な人材の確保もしやすくなることでしょう。
人材不足が示唆される日本社会では、求人活動の良し悪しを分ける要因の一つになるかもしれません。
人材不足の傾向
コロナ禍に突入する前、どの企業も感じていた課題である「人手不足」は新型コロナウイルスの広がりによって落ち着いたように思われていました。
しかし、第7波まで引き伸ばされた結果、人手不足と感じる企業の割合は上昇し、課題は解決されていません。
帝国データバンクが2021年11月に実施した調査では、2022年の景気に悪影響を及ぼす懸念材料に「人手不足」をあげた企業は30.6%で千年の11.1%から19.5%の大幅な上昇を見せています。
求職者が職場に求める条件
多様性を重視する「Z世代」と呼ばれる1996~2010年生まれの若者が今までとは違った考え方や、感じ方を社会に持ち込んで数年、求職者はどんな条件を職場に求めているのでしょうか?
- 生きがい、やりがいをもてる仕事である
- 前職の経験・能力を活かすことができる
- 仕事の内容に興味をもてる
- 会社に将来性がもてる
- 会社の規模が大きい、知名度が高い
- 賃金が一定水準以上である
- 自分の希望にあった勤務形態・勤務時間である
- 仕事が軽易である
- 職場環境がいい
- 通勤に便利である
- 社会保険に加入している
上記の選択項目に大きく分類した場合上位3つは
- 1位.42.8%-自分の希望にあった勤務形態・勤務時間である
- 2位.37.8%-前職の経験・能力を活かすことができる
- 3位.32.9%-通勤に便利である
という結果となりました。
特に1位、3位にの条件に対してワーケーションは有効な効果を発揮します。
「自分の希望にあった勤務形態・勤務時間である」という条件に対しては、ワーケーションやリモートワークを行う場合、ある程度は自由な形で勤務時間、勤務場所を選択することができます。
「通勤に便利である」に関しては、ワーケーションやリモートワークを行う場合、そもそも通勤する必要がないためクリアされていると言えます。
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/keitai/02/kekka2.htmlより引用
本当に求職者はワーケーションに魅力を感じているのか?
ワーケーションの認知度
そもそもワーケーションという言葉は近年作られた言葉です。そんなワーケーションはどのくらい世の中で知られているのでしょうか?
2020年に実施されたアンケートでは、全体での認知度は69%(「内容も含めて知っている」37%。「概要だけ知っている」32%)。
30代では63%、40代では58%、50代の52%がワーケーションをしてみたいと回答しています。
データからは若くなるに連れてワーケーションへの興味度が高いことが見て取れますので、大半の人がワーケーションに興味を持っているといえるでしょう。
https://mid-tenshoku.com/enquete/report-177/のデータを参照
ワーケーション経験の有無については「したことはないし、これからもするつもりはない」と回答した方が最も多く66%、理由の1位、2位は「旅行・帰省先でまで仕事を取りたくない。」「社内で認められていない」との理由になっています。
ただ、これらの理由はどちらも継続的なワーケーションができる環境であればいいのではないでしょうか?
「旅行・帰省先でまで仕事を取りたくない。」
→→常にワーケーションを行える環境であればOK
「社内で認められていない。」
→→社内で認められればやってみたい。
少し都合のいい解釈かもしれませんが、筋違いではないと思います。
ワーケーションに必要な環境
以下の4つが揃えば快適にワーケーションを快適に行えるでしょう。
- Wi-Fi環境
- 観光資源
- 机・椅子
- セキュリティー対策
細かく解説していきます。
Wi-Fi環境
旅行先での作業に必須ですのでかなり重要な項目です。ない場合はテザリングやポケットWi-Fiなどで代用は可能ですが通信速度(Mbps)が不安定であるためお勧めはしません。リモートワークなどでストレスなく通信できる速度は10Mbps ~30Mbps(用途によって異なる)と言われています。たとえ設備されていても通信速度が遅いと意味がありませんので必ず宿泊先に確認をとりましょう。
観光資源
綺麗な景色や食、観光地などの非日常的な生活はワーケーションの魅力であり、目的とも言えるためかなり重要です。仕事の疲れや普段の疲れをリフレッシュできるような場所を選びましょう。
机・椅子
座布団やソファー、ベッドでも仕事を行うことは可能です。ですが眠気や疲れが蓄積しやすいため、やはり長時間の作業には机と椅子がある環境が望ましいと言えます。ワーケーションを満喫する為にも、疲れや不満は残さない仕事環境を選びましょう。
セキュリティー対策
環境と言うかは微妙ですが間違いなく必須項目です。
公衆Wi-Fi(ホテルなどのWi-Fi)での作業を行うとデータが漏洩する可能性があります。この問題はテザリングやポケットWi-FiなどWi-Fi機器を持参することでケアが可能ですが、先述した通りテザリングやポケットWi-Fiを使用すると通信速度が不安定になってしまいます。ですのでこの問題はセキュリティソフトを仕事で使用するpcにインストールして解決することをお勧めします。また、会社支給の端末を紛失したり盗難にあってしまうと機密情報の流出に繋がりますので気をつけましょう。社外に持ち出し可能な資料を決めておいたり、遠隔で管理できるシステムも構築しておくことで万が一の被害にも対応しやすいでしょう。
ワーケーションに来ても環境が不十分であれば先述したメリットが薄くなってしまったり、あまりに不十分であると仕事にすらならない可能性が有ります。仕事によって必要なものは異なると思いますので宿泊先の旅館やホテルの環境チェックを十分に行い、ほかにも必要なものがあれば事前に準備し、持参するようにしましょう。
その他にあると便利なもの
- オフィス用品
- デスクライト
- 電源タップ、延長ケーブル
ワーケーションの費用
宿泊代
宿泊代の相場はビジネスホテルであれば1泊3000円〜9000円、リゾートホテルや旅館などを使用する場合は1泊1万円〜5万円程度と、利用する宿泊施設によって出費が大きく変動します。
移動費
移動費の一般的な相場は往復バスや電車の利用で2000円〜1万円、飛行機やレンタカーの利用で1万〜3万円となります。*(出発地から行き先までの距離によって変動します。)
観光費用
観光費用には観光スポットの入場料や食費などが含まれ、各々のやりたいこと、食べたい物によって変動します。観光施設などへの入場料は100円〜1000円程度、食費は3食全て外食の場合、5000円〜1万円程度です。
合計費用
例えば5日のワーケーションであれば費用を抑えて5~10万円弱、10万円以上あると余裕を持って過ごすことができるでしょう。
軽井沢でのワーケーションは宿泊も仕事も両立できる232 work&hotelがおすすめ
軽井沢でのワーケーションを試してみたい方には、「ワクワクを共有できる」コワーキングスペースと「海外にあるアパートメントのよう…」な1室限定のホテルが併設している232 work&hotelがおすすめです。
軽井沢でのワーケーションにおすすめなコワーキングスペース
「ワクワクを共有できる場所」、それが軽井沢駅から歩いて5分の232コワーキングスペースです。スペースにはコミュニティマネージャーが常駐しています。
ただ働くだけでなく、ふとした合間に周りの利用者との雑談を楽しんだり、建物内に併設されているキッチンを使って一緒にご飯を作って食べたり、そんな繋がりを作るためのこだわりが建物各所に込められています。
軽井沢でのワーケーションにおすすめなホテル
「海外にあるアパートメントのよう…」
コワーキングスペース併設の一室限定の特別なホテルです。
ただ宿泊するだけであれば必要のないキッチンや洗濯機、乾燥機などが完備されています。その裏には、思わず「ただいま」と返って来たくなるような居心地の良さを感じてもらいたい。いつもよりちょっとだけ長めの旅をして、泊まるのではなく暮らしてみて欲しい。
そんな想いが込められています。
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